(株)リンクス

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香寺町中仁野297-1
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(株)リンクス 会社情報

一般情報

1. Remco社
アシスタント・プロにもなったことがあるカール・ロス(Carl Ross)は、1960年代にアーノルド・パーマー・ゴルフカンパニー(Arnold Palmer)のセールスを手掛け、西海岸地区を担当して大きな売り上げを達成した。69年に同社がシアーズ・ローバック(Sears, Roebuck and Company)に売却されると、カール・ロスは同社を退社。カール・ロスは、カリフォルニア州のモンタレー(Monterey)で当時まだ一般的ではなかったロストワックス製法(Lost Wax)でアイアンを作り始めていたジョン・ライリーのレムコ社(Remco)に着目し、投資家を募ってRemcoを買収。ゴルフ製品の企画・開発に乗り出した。

2. Lynx創業(Carl Ross)~Mast Model・Tigress・USA Model・Predator・Lynx 10
 Lynxに商号変更したRemcoは、71年4月にLynx Master Modelを発売。カール・ロスの営業努力により、短期間に販売実績を挙げていった。同年11月、同社の工場が火災によって失われたが、カール・ロスは投資家に追加投資を呼びかけて同社を短期間で再建、超人的な努力でもう一度軌道に乗せた。これにより、Lynxの人気は米国にとどまらず、日本、英国など海外にも広まり、ピン(Ping)とともに、「ロストワックス・アイアン・ブーム」(Lost Wax Iron Boom)で70年代のゴルフ界を牽引した。
 75年、「USA Model」とレディスの「Tigress」を発売。「USA Model」のアイアンは82年まで同一デザインで作られ、「Tigress」のアイアンも84年まで同一デザインが作られるロングセラーになった。なおMaster Model・USAモデル・Tigressの3ブランドは、現在もLynxの顔となるブランドでもある。
77年には「Predator」を発売。アイアンはロー・プロファイル(Low Profile)の考え方を取り入れ、従来のMaster Model、USA Modelとは違ったデザインとしている。ウッドヘッドは、合板とアルミの複合ヘッドを採用し、斬新なアイデアが注目された。木で作るクラブは、強度の問題で球が右に出にくい「オフセット」に作れなかったが、この部分を金属にした「Predator」はアマチュアゴルファーでも球が右に出にくいやさしいクラブとして定評を得た。80年に「Predator Plus」を、81年に「Lynx 10」を発売。この複合構造のウッドは好調なセールスを記録した。なおカール・ロスは、80年に正式にLynxから離れた。

3. マスターズ優勝~ Parallax ・ Boom Boom 
86年に「Parallax」を発売。タートルネックと、ほとんど地面と水平な(パラレル)トップラインを持つこのアイアン(ウッドはメタル)は、斬新なデザインで注目され、Lynxの新しい顔としてシリーズ化され、現在まで長く創り続けられている。Parallaxは、カール・ロス以後のLynxの新しい顔となる。
88年、世界的にアイアンのグラファイトシャフトの普及率がさほど高くない中、グラファイトシャフトを採用した「Tigress G」「Predator G」を発売。Lynxは、「アマチュアゴルファーが楽しくプレーするための道具を、先端技術を使って実現するメーカー」として注目を集めた。
91年には、フレッド・カプルス(Fred Couples)とプロ契約を締結。92年には、超オーバーサイズのドライバー、「ブーンブーン」(BOOM BOOM)を発売。フレッド・カプルスは、このBOOM BOOMを使用してその年のマスターズで優勝。同じくして、オーバーサイズのカーボンウッド「V-Tec」を発売。斬新なデザインと機能性が評価された。
94年にはLynxと契約しているアーニーエルス(Ernie Els)が全米オープンで優勝。
95年にはアンダーカット・キャビティ(Undercut Cavity)にエラストマー・リング(Elastomeric Ring)を付けた「ブラックキャット」(Black Cat)を発売。この頃米国で作られているアンダーカット・キャビティの考え方を取り入れ、上下左右にウェイトを配分しながら、打球音とヘッドの耐久性を向上させるエラストマー・リングを装着。Black Catは、その構造的な革新性と機能性が支持され、現在に至っている。

4. Lynx Japan(株式会社リンクス)の歴史
播磨ゴルフ株式会社(現株式会社リンクス)は、2002年に米国Lynxを買収したGolfsmithから日本におけるLynx商標権を取得。2007年には商号を播磨ゴルフ株式会社から現社名、株式会社リンクス(Lynx Co.,Ltd.)に変更。以後、当社は、日本国内におけるLynx製品の製造・販売を行なうゴルフメーカーとして始動した。
2007年には、Special Edition 70度Wedgeを発売。累計19,000本以上の販売本数を達成。
2008年には「BOMBA」シリーズを販売。Wedgeシリーズのみで累計20,000本以上の販売本数を記録。ウェッジに続き、以後アイアン、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティーも順次発売。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティーは、空気抵抗と地面からの摩擦係数を少なくした『ドラッグソール』、(Drug Sole)重心深度を浅くした『フライングフィンカット』(Flying Cut)を採用。シャフトはFUJIKURAとの共同開発のMotore7軸シャフトを採用。アイアンはBOMBA Wedgeで培ったワイドソール+中空構造で低重心、慣性モーメントを大きく設計し、球が上がりやすく、ダフらず、ミスショットに強いアイアンとして評価を得ている。

2011年には、ドラゴントーナメントプロ和田正義(Long Drive Japan日本記録保持者410ヤード)とヘッド提供契約を締結。Lynx BOMBA MAX Version 7.5°を使用した和田正義は、2011 Golf Digest Dragon日本選手権 世界ドラコン代表決定戦で優勝。米国で開催されたLDA(ロング・ドライバーズ・オブ・アメリカ)に出場し、日本人初のROUND7まで勝ち進んだ。同じく2011年には、クラブアナリストのマーク金井氏とコラボしたSS Wedgeを「つるや」(関西基盤の大型ゴルフ専門ショップ。全国に100店舗以上展開。)にて発売。価格力と機能性が評価され、SSウェッジは、「つるや」での月間販売ウェッジ本数を更新。なお2012年秋に当社は、SSアイアンの販売を予定している。

2012年に株式会社リンクスは、中国におけるLynx商標権者であるGolfsmith International Holdings IncとLynx商標(第28類)のライセンス使用契約を締結。また同年には、韓国におけるLynx商標権者であるPureun A Chim, IncとLynx商標(第28類)のライセンス使用契約を締結。今後は、日本国内だけではなく中国・韓国への進出を加速する。

以上

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